新しい相棒とマンブルと私
３月は私にとって大変な月でした。恐ろしいことに歳を１つ取ってしまうのです！ なのでこの月は荒ぶる私を鎮めるために、毎年おっちゃんが生贄を捧げてくれます。
今年の生贄
今年の生贄は「気になっていたけど、今使ってるやつが落としてもぶつけても案外丈夫で壊れないので買い替えられなかったアレ」でした！
iPad、それもiPad mini です!!!
おっちゃん、ありがとう～！
「○○と○○と私」ってタイトルは有名な曲名をもじったものですが、別の記事で小見出しに一回使ってたことにさっき気づきました。別に好きなわけじゃないんですけど使いやすいんですよ、このタイトル…。
気になっていたけど、今使ってるやつが落としてもぶつけても案外丈夫で壊れないので買い替えられなかったアレ
「気になっていたけど（略）買い替えられなかったアレ」とは、初代iPad。
自炊した本を持ち歩くため、新古品を何年か前に購入しました。16GBの容量は思った以上に少なく、最低限必要な本やアプリを入れるだけで一杯です。正直言って全然足りませんｗ そして、やっぱり重い。
さらにiOSの更新サポートが止まってしまい、対応していないアプリも多くなりました。これは本当に困ります。
ただ、いつでもどこでも好きな本の好きなページを読み返せるのは、本当に幸せです。寝ながら使っている時に手が滑り、680gのタブレットの角がクリティカルヒットするのも我慢できます。
新旧並べました。デザイン的には丸みを帯びて高級感のある、初代の方が好みです。
美人のセレブ嫁が鼻毛抜いてます
私のiPad mini は、正確には「iPad mini 2（別名iPad mini Retina）」の16GBモデルです。
Retinaディスプレイは表示が鮮明で美しいと評判です。さっそく自炊本、Kindle本を開いて確認してみると、本・漫画ともに圧倒的な美しさ。特にKindle本の活字は印刷本並みです！
同じページのスクリーンショット、同じ拡大率で比較しようとした失敗例。これで分かるのは単なるスクリーンショットの設定の差だけです。肉眼での見え方までは再現できませんでした。画像は伝説のレディコミ「嫁姑の拳 Kindle版
」より。Retinaが登場した時、一部の人には悲劇が起きました。表示があまりにも鮮明すぎて、画質を落として加工していた自炊本が汚く見えてしまうようになったとか。どこか忘れましたが、とあるブロガーさんはスキャンをやり直すことになったそうです。
私は容量重めになりますが、画質は落とさずに加工していたので問題ありませんでした。よかった…。
ところで、なぜiPad miniを選択したかをおっちゃんに聞いてみました。
理由の１つは最近ある方に譲っていただいた、人生初のブランドカバン。私が普段愛用しているのはNikonのカメラバッグで防水性が高く丈夫、iPadや資料も余裕で入るという最高のカバンなのですが、とにかくデカイ！
たまには小さなカバンで女性女性したいとは思います。でも、iPadとか本を持っていないと禁断症状が出るんです。手が震えてきます。そこら辺の葛藤が気になってたらしいです。
これからはこういった小さなカバンも楽しめるようにということで、iPad miniにしたと。
iPad miniは楽々入りますが、iPadは明らかに無理！ それよりこんな女性らしいカバン、私に使いこなせるのでしょうか？
iPad mini 2でMumble（マンブル）
さて突然ですがギルド「Death Chainsaw」で使われているボイスチャットはMumble。これにマイクかヘッドセットが主流のスタイルだと思います。
私も今まではマイク（1500円）で話していました。しかし、ボタンを押してオンオフを切り替える時に「ザリッ」と雑音が入ります。ヘッドフォンの方にはかなり耳障りな音だと思うので設定を変えて試したのですが、スイッチの接触が原因なのでどうにもなりませんでした。
「ザリッ」はマイクを付けっ放しにしていれば問題ありません。
しかし、我が家のように２人で別々のマイクを使っている場合、今度は「ザリッ」より耳障りなハウリングが起きます。これは危険です。
それに付けっ放しだと、我が家でデフォルトの放送禁止用語だらけのお馬鹿話 猫の構ってコールが筒抜けになっちゃうじゃないですか！
そこでiOSに対応しているMumbleアプリがないかと調べてみました。iPadには高品質な内臓マイクがついています。これを使えないかと。
幾つか検索にヒットした中から公式らしいiPhone用の「Mumble」を使ってみることにしました。設定は大体PCと同じ。むしろシンプルで使いやすいです。そして何よりも無料！
iPad、iPhone用のMumble画面。「プッシュトーク設定」の場合、赤丸で囲った唇を押している間だけマイクがオンになります。
気になる音質もおっちゃんに確かめてもらったところ、全く問題ありませんでした。唇型のボタンを押している間だけマイクが作動するので、無駄な音声も入りません。無理やり欠点をあげるならプッシュトークの唇が気持ち悪い ぐらいですかね。
まだいじっている最中ですが非対応で使えなかったアプリがiPad miniで使えるようになり、作業が楽になりました。思いついたこともすぐに実験できて面白いです。iPadの方は外回りを引退して、リビングでのんびり隠居生活を送ってもらおうと思います。
いざという時は、ちょっとした鈍器にもなりますし。
iPad mini、最高！ そしておっちゃんありがとう！