犬好きが猫を飼ってみて思ったこと

オセロットが我が家にやってきて、あっという間に1年ちょっとが経ちました。せっかくなので、犬好きが猫と暮らしてみて気づいたことを書いてみようかと思います。

立てこもる猫

オセはお迎えから2日ぐらいキャリアに立てこもり、エサも水もほとんど採らずウンコもしませんでした。ブリーダーさんに聞いてみると「警戒しているだけ。心配ないです」とのことだったので、そのまま様子を見ることに。エサを完食しウンコもしてくれた時には、やっと安心してくれたんだと感動ものでした。
その後、家の中に漂う猫ウンコの臭さに、しばらく2人とも「くさっ!」以外の言葉が出ませんでしたが。

ウンコが臭い

香箱
『香箱座り』。ちょっと崩れてます。

猫は犬よりンコが臭いとは知ってましたが、実家の庭に設置された「乾燥したかりんとう」と、家の中のフレッシュなブツでは臭いはけた違い。私はものすごく鼻がいいので、この臭いはかなり応えます。

この1年でオセがリビングの扉が閉まってて出られなくなってウンコもらしたり、再びリビングでもらしかけたウンコを間一髪で手で受け止めてみたりその他イロイロと、猫ウンコとの触れ合いをこなしたつもりですが、いまだにあの臭いには慣れません。

あと、猫って大体自分でキレイにしてくれるのはいいんですが、たまにンコをお尻や足にくっつけたままあちこち座ることありませんか? ちょっと置いてたジーンズとか、思いもよらない所にネコ印のスタンプが付いて困ったので、我が家はンコを確認したらお尻拭くことにしてます。

散歩しなくていいけれど、ベンガルの運動量をナメてた件

ほわいとべーす
最近Death Chainsaw内では某ロボットアニメのネタが流行中。ということで我が家も段ボール製『ホ○イトベース』をオセにプレゼント。
<<の部分から発進できるステキ仕様です。貧乏だからツギ当たってるけどな~。

犬は朝昼1時間ぐらいの散歩が必要なので、仕事忙しい人とかは難しいと思います。私も若い娘さんの頃、平日は23時前後に帰宅、土日はおろか盆正月もなくて「休日って何? 食べられるの?」という荒んだ生活を送っていました。父も単身赴任だったので、結局ニートの弟が犬を散歩させているという何だかよく分からない事態になってました。

猫は散歩の必要がありません! 完全室内飼いでも段差を作って毎日遊んであげれば十分運動が足ります……と、ここまでは本のお話。
どの本やホームページで調べても、運動量が半端ないという猫種が存在します。
それはベンガル。
こちらは2人とも結構イイ歳なのでキツイです。

声がデカイ

あくび
大あくび。こんな牙を持っているのに犬や猫は甘噛みで手加減してくれるんですね。

猫種によっては全然鳴かないのとかあるんですね。
ベンガルは鳴き声スゴイです。おねだり鳴きをこちらの都合で無視してると、だんだんキレて声が大きくなっていくのですが、近所迷惑レベルです。
猫が鳴くのには必ず理由があるそうで、犬のように「やめなさい」で黙らせることができません。気をそらすか要求を呑むしかないので、手が離せない時には困ってます。

ベンガルは飼い主と声で積極的にコミュニケーションを取るらしく、少なくとも意思を伝えたいと思われているのは嬉しいですけど、オセや、もう少しかわいい声で鳴いておくれ。
その声だとドラ猫にしか思えないよ。

猫尻
顔を撮ったはずなのに、なぜか尻に焦点が。写真の腕はまだまだ未熟です。

猫を飼っている人には常識みたいなことでしょうが、この1年毎日が違和感でいっぱいでした。いまだに家の中を動物が歩き回る状況に慣れていません
縁あって犬好きの家に来てしまったオセですが、まあ仲良くやりましょうや。