EIZO Flexscan EV 2480レビュー


左:メインモニター EIZO Flexscan EV 2480/右:サブモニター ASUS VC239
几帳面な方なら絶叫しそうなぐらいグチャグチャのケーブル周り。
壁紙は大好きなゲーム「エー〇コンバット」です

諭吉さん4人+野口さん2人(実店舗でもポイント還元数千円でネットとほぼ同じになりました)と交換したEIZO FlexScan EV2480-WT
せっかくなので数日間使ったレビューを残しておきます。
リンクはアフィリエイトになってますので嫌いな方はご注意ください。

モニタースタンド


どでかい箱。通常のモニターの2倍の厚みがありました。

箱を開けると説明書、発泡スチロールで丁寧に梱包されたモニターが出てきました。
メインモニター:三菱RDT231WM → Flexscan EV 2480 + エルゴトロン モニターアーム
サブモニター:ASUS VC239 + Flexscanのスタンド
を考えていたので、さっそくスタンドを取り外します。


EIZOのモニタースタンド。ネジ無しで簡単に外れる仕組みになっています

モニターにはVESA規格が適用されているので、あっさりモニターアームに取り付けできました。
問題はスタンド。簡単に外れるのはいいのですが、ネジ穴がない
当初外した三菱のモニター + 古いEIZOのモニタースタンドを組み合わせ、おっちゃんのサブモニターにと考えていたのですがいきなり計画が狂いました。スタンドはそのまま物置に。これは後日何とかするつもりです。

ケーブル端子、ポート周り


上:オーディオ端子とUSBポート2つ。画像は横ですが実物ではモニター左側面に縦に並んでいます
下:各種ポート。HDMIなど一通りそろっています

最近のモニターについているポートは一通り揃っています。
その他「USB Type-C」ポートが1つ、USBポートが4つあるのが特徴です。
対応のノートPCならUSB Type-C1本で電源供給も同時にできるそうです。
また、USBポートは私が試した分では一定の電力を必要とする機器はUSB Type-CをPC本体につなげておかなければ電源供給がされないみたいです。


アマゾンのHDMIケーブル

前のモニターのケーブルだと変換コネクタの重みでだんだん外れてくるので、アマゾンでHDMI ケーブルを買いました。これは2メートルで1000円ぐらい、赤を選んだのでケーブル周りがちょっとだけ可愛くなりました

EIZOモニターの長所・短所

どんなモニターなのってことで2日間使ってみて分かったEIZOモニターの長所・短所をあげてみます。
プロが求める性能ではなく「主婦がゲーム、動画編集、仕事など多用途で使用する現実的な値段のモニター」の範囲です。 

長所

・とにかく目が疲れない
センサーがついており、環境に合わせて最適な明るさに自動調整してくれます。
実際に電気を消したりして確認しました。
ガンガンに明るいモニター慣れた目には少し暗めにも感じますがとにかく目が楽です。

変な例えになりますが「タブレットで読書」と「紙の本で読書」ぐらい目の負担が違います。
これはハッキリと実感しました。

・画面が大きい
今までで使ったモニターの中では一番大きいです。

・容赦ない画質
私の目がおかしいのかは分かりませんが、ぼかして有耶無耶にしているのではなく1つ1つのドットがきちんと表示されています。きめが細かいというか丁寧に表示されているというか、そんな感じ。


左:Flexscan/右:ASUS

去年半年悩んで購入に踏み切った「OLYMPUS デジタルカメラ TG-6」の顕微鏡モードで画面を撮影してみました。Photoshopでドットの大きさをできるだけ揃えています。
やっぱりFlexscanの方が表示が細やかな感じ。もっと拡大するとドットの造りが丁寧なのがはっきりとわかります。ただ、完全に環境を同じにはできなかったので参考ぐらいにしておいてください。

また、今回比較したASUSのモニターASUS VC239は2倍近く価格の違うEIZOと比較するとさすがに画質の違いが分かるというだけで、決して低品質ではないです。
これ自体もモニターに詳しい店員さんから説明を受けて購入したものです。
詳しい説明は忘れましたが予算内で国産モニター好きにおすすめのモニターでした。

・スピーカーにノイズが入らなくなった(当家比)
普段使いにしているスピーカー「Creative Pebble ホワイト」。
安くて音質もそこそこの上コロンと丸くて可愛いヤツなのですが、電源供給のためUSBでPCにつなぐとかすかに「ザー」という音がします。
私は聴覚過敏気味でこういう雑音が気になってしまうため、結局コンセントから電源供給していました。
ところが今回、ダメ元でモニターにUSBをつなげてみると…雑音が消えました!
コンセントが1つ空いたのでちょっと得した気分です。

短所

・素早い動きを表示するのが苦手
EIZOのモニターは画像や色再現などでは同価格帯の他メーカーの追随を許しません。圧倒的強者です。
そんなEIZOにも弱点はあります。
他のゲーミングモニターに比べると「FPSなどの素早い動きの表示が苦手」。

一応数年前ぐらいから「EIZO FORIS」というゲーミングモニターが出ています。
現物を前に説明も受けたことがありますが、モニター販売が専門の店員さんは「ゲームメインなら他メーカーのゲーミングモニターを買った方がいい」とおっしゃっていました。

私のようなライトゲーマーならまだしも、ガチゲーマーの方は速度を重視するのであまり普及しなかったようです。

・種類によってはモニタースタンドを流用できない
アタッチメントのようなもので簡単に取り外しできる新しいタイプのスタンド
モニター本体には他メーカーのスタンドやアームに取り付けられるVESA規格のネジ穴が付いています。
ですがスタンドにはアタッチメントしか付属しておらず、今回私が考えていたように他メーカーのVESA規格のモニターの取り付けができません
スタンド側にもVESA規格を適用しておいてほしかったです。
EIZOのモニタースタンドは本当に造りが良く、安いアーム買うよりもこちらの方が長く使えますから。

・値段が高い…
まあこれはよく言われることですね。
EIZOのモニターは一般向けのクラスでも、同じ大きさの他メーカーの倍近くします
今回誕生日プレゼントの予算をかなりオーバーしてしまったので、自分で差額を出しました
一生のお願いとか使ったら全部出してもらえたかもしれませんが、おっちゃんはいつも私のPCを最優先にしてくれています。差額を出したのは自分なりのけじめみたいなものです。
今回の買い物は目の負担を考えただけでも出したお金以上のものはあり、非常に満足しています。

まとめ


クンカクンカ匂いを嗅ぐ猫。それは食い物でもおもちゃでもない

憧れのメーカーを手に入れた素人のひいき目によるレビューなので話半分に読んで頂けるとありがたいです。
まだゲームは試していませんが、ライトユーザーなら十分満足できるのではと思っています。
もしあまりにも遅延とかするようだったら、ゲームだけセカンドモニターで遊べばいいですし。

とにかく年取ってきたので目の負担が明らかに軽減されたってのが一番ありがたいです。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
皆さんもよいモニターライフを~!