【自炊　スキャナ選択編】選択肢は一つ！

2013年8月9日

タイトルに大した意味はありません。少し時間が取れたので、お休みしていた自炊を再開しただけです。最近歳のせいかひどくボケつつあり、日記も兼ねて自炊のことをまとめてみようと思います。
（以下、長文です）

増え続ける蔵書に悩む

私の戦闘力は蔵書数（漫画含む）はたぶん53万1000冊以上あります。子供の頃から乏しい小遣いを握りしめて古本屋や中古ゲーム屋に通うのが趣味で、コツコツため続けた結果です。

大人になると蔵書は一気に増えました。ネットオークションに出しても本は増え続けました。実家でも親に「天井が抜ける」と不評で（同じぐらい本を持っていた弟は一切言われない。何でだ～!?）、ついには庭に小さな倉庫を建てたぐらいです。フラットヘッドスキャナでの取り込みは、何度か挑戦してはあきらめていました。

くたびれた花嫁とゲームと本

私の嫁入り道具は厳選しても数百はくだらない、大量のゲームと本でした。『くたびれた花嫁とゲームと本』さみしげな歌のタイトルになりそうですね。一気に持っていくとおっちゃんに怒られるので、引っ越しの荷物に紛らせて少しずつ運び込みました。最初の家は築ン十年の借家だったので、負担にならない程度ですが…。

結婚してからは家計を考えぐっと我慢するようになりましたが、本は少しずつ増え続けていました。『自炊』という言葉を知ったのはその頃だったと思います。
iPadが発売され、ドキュメントスキャナの存在が一般的に知られるようになりました。フラットヘッドスキャナーだとそれこそ気が遠くなるような時間がかかる書類が、ほんの数分で取り込めます。

でも、価格は３万ぐらい。結婚してからは大きな買い物は控えていたので、まだまだ悩んでいました。

iPad購入

それから１年ほど経った頃です。iPad2が発売されて初代iPadの値段が下がりました。新古品の初代iPadを手に入れて喜んでいる矢先でした。

「スキャナ買ったら？」
ある日、おっちゃんに言われました。私も仕事がひと段落し、そろそろ買うかと思っていたので、このひと言はありがたかったです。早速目星をつけていた２機種をおっちゃんに見せ、相談しました。

２大機種

当時出ていた機種。
富士通の『FUJITSU ScanSnap S1500M』。
たぶん一番有名な機種です。レビューもたくさん出ています。ずっとパソコン関係の仕事をしていたのに、昔から存在していたなんて知りませんでした。知ってたら絶対買ってました！　これについては持ってないので語れません。

もう一つは同価格帯でCanonが出した『Canon imageFORMULA DR-C125』。
こちらはメジャーじゃなかったので、当時レビューを検索してもほとんど引っかかりませんでした。ウリは『コンパクト』。あと、Canonってことですね。
ほんの一時期ですが私は画像処理の仕事をしていて、周りのプロたちが家庭で使っていたのがApple純正かCanonのスキャナでした。『Canon＝いいスキャナ』の構図が出来ちゃってた訳です、ハイ。

私はMac使いの頃から両刀になった現在までずっと、下のロックをオンにすると専用スタンドで立て置きできる『CanoScan LiDE』シリーズのフラットヘッドスキャナーを使っています。Mac、Win両方で使える『CanoScan LiDE 20』は名機でした。

ありそでなかった選択肢

私はどちらかというと『ScanSnap』を考えていました。
使用人口の数が違います。自炊デフォルトです。設定などを詳しく載せたレビューサイトもたくさんあって、自炊初心者には取っつきやすそうです。

一方、デジカメもプリンターもCanonで揃えるぐらいのCanon好きなおっちゃんは『imageFORMULA』を気にしていました。『省スペースでCanon』というのがツボだったようです。

確かに私も、もともと省スペース派。気にならない訳がありません。ってか、むっちゃ気になってました。レビューを見ると評判も悪くありません。心配点だった紙詰まりもそうそう起こらないようです。Canonのスキャナの性能はよく知っています。冒険にはならないようだと判断したのでこっちを選びました。
夫婦ともにCanonと省スペース好きな点で、すでに選択肢はなかったわけですね。費用は主に使用する私持ちです。ああ、貯金が…。

思った以上にコンパクト

数日後。到着したスキャナは、パッケージも含めて驚くほどコンパクトでした。特に奥行きと後ろのスッキリ加減はスゴイです。デザインもおしゃれ。

一気に書くつもりでしたが、長くなりすぎました。歳のせいだと思います…実際の使用レビューはまた今度。